「ユメミルクスリ」総評

全体の感想です。

これがフルプライスだったら考えると、やや物足りないかなとも思う。
廉価版売ってるのでそれだったら大満足なレベルの作品だと思います。(自分はなぜか2本あるんですけど)

こんなテーマの作品は貴重。
いじめ・薬、自分の価値・居場所…

というわけで企画のロミオさん最高でした!と一点だけ褒めて終了じゃないのがこの「ユメミルクスリ」
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原画…はいむらきよたか
音楽…Funczion SOUNDS

この2つがメチャクチャ大きかった。

灰村さんの絵には一切の古さなどは感じず、独特な世界を作ってくれています。
あの淡いタッチの溶けそうな絵はこの作品に非常にマッチしており、素晴らしかったです。

立ち絵も可愛く、絵に関しては不満な部分は1つもありませんでした。というか最高でした


音楽はとりあえず主題歌が素晴らしい「せかいにさよなら」、そしてBGM。
BGMもまた、作品にマッチしているというか、コチラは絵に非常にマッチしていた印象。

淡い絵に淡い音楽。

「限りなく透明に近くブルーで今日も」、「オレンジ色の夕暮れはすぐそこ」、「ゆめみる世界に」、「女の子は砂糖菓子でできている」、「手をとりあって」

あたりは凄く好きなBGMでした。


で、サントラが欲しくなった方。
サントラは初回版の特典です!!!

というわけで新品はもう出回って無いと思うので中古屋探し回ってください。
自分の時は8000円くらいで買えました初回版。

そこまで価格が高揚してるわけじゃないと思うので、フルプライス1本買う感覚で探して買ってください。


自分は1年前に廉価版買って、インストールして起動してOP流れて…タイトル画面→サントラ欲しい!!てなった愚か者です、結局半年前にサントラ目当てで初回版を買いましたので「ユメミルクスリ」を2本買うことになったアホ野郎です

それ以降「特典でのサントラの有無」は絶対調べるようになりました。良い教訓になりました


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[シナリオ]

序盤に不自然なギャグが入ってます。寒い…くだらない……
ですがそんな微妙なノリは全体的にシナリオが短めなせいか、すぐに消えていきますのでご心配なく。

そんなしょーもない勢いギャグもあるのですが、ところどころにロミオさん「っぽい」シュールなギャグもあります。

公平「ところでなんで2人とも、そんな隅っこの方に座ってるの?」

公平「もっと画面の真ん中に出てきたら?」

雛子「いえそんな。私達みたいな1回きりの出番の子なんて、ここで充分です」


みたいな。


中盤以降は各ヒロインの問題にまっしぐらでフザけてる暇はありません。
そして後半に行けば行くほど面白くなっていきます。

「あえか、弥津紀、ねこ子」の3ヒロイン。
ヒロインの抱える問題の解決と同時に、主人公自身がヒロインに救済されていくという話。

「あえか」シナリオは『いじめ』。1番重く、苦痛を感じると思います。
「弥津紀」シナリオはちょっと共感しづらい問題ですが、良くも悪くも安定。エロ多め
「ねこ子」シナリオは『薬』。ねこ子のPOPさとは対照的な題材で核心部分に触れ出すと重くなってきますが、ラストは非常に綺麗に締めてくれます。

いじめ描写は「見ている人たち」の心境が上手く書かれててます。
薬描写は…媚薬も含めて怖いね、理性を手放すのは怖い。

クスリいくない!クスリいくないよ!!


自分の攻略順は「あえか→弥津紀→ねこ子」でやりました
「あえか」を最後に持ってくるのもアリだなと思いますので、個人でご調整を。
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元はフルプライスと考えると…うーむと思いますが、結構な総合力をお持ちで。
「シナリオ・絵・音楽」全てが個人的にヒットでした。

淡い主人公に淡い絵、淡い音楽。

点数…76点!!

ねこ子が可愛い!!きゃっほー☆
最後の観覧車のシーンは感動しました、良かったっす。


いじめいくない!クスリもいくない!!

もし、この「ユメミルクスリ」が面白く感じたなら、絶対「AURA」オススメです。
田中ロミオさんのライトノベルなのですが、あえかシナリオ+ねこ子シナリオみたいな感じの話になっております。

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